【M3-2013春】「夢浮の街から」曲目解説

2013年4月21日
カテゴリー: 音楽

8日後に迫った M3-2013 春で頒布予定の新譜「夢浮の街から」は物語と音楽を密に掛け合わせた、くらやみ横丁の宵町めめさんとのコラボレーションアルバムです。物語と音楽から浮かぶ情景は小説を読んでいる時のように人それぞれ千差万別かと思います。そこでわざわざ解説的なものを書かなくてもいいだろうと思って、フロントカードには書きませんでした。でもブログでひっそり書くのはいいかな?

夢浮の街から バックストーリー

夢浮(むう)の街とは、少し前の浅草のような姿をした不思議な街で、浅草の人ごみに紛れると迷い込んでしまう人がたまにいるという。

2012年夏。両親と共にスカイツリーを見に浅草へやってきた六歳の奈々穂(ななほ)は、浅草寺仲見世の喧騒の向こうに数年前に失踪した姉・灯里(あかり)の姿を見る。そして、姉の手をにぎるとそこは夢浮の街だった。(続く)

トラック1:奈々穂と灯里

プロローグとなるトラック1は、上記バックストーリーを基に作った曲です。数年前に失踪した姉を目撃した奈々穂は一目散に姉のもとへ走ります。ようやくたどり着いて姉の手を握ると、そこは見知らぬ街「夢浮の街」に迷い込んでしまいました。
最初は穏やかな雰囲気で始まりますが、途中テンポは同じですが焦りの雰囲気で曲がちょっと急ぎ足になります。

トラック2:七色鬼灯

灯里は奈々穂に夢浮の街を気に入って貰えるように「七色鬼灯」を買ってあげました。それはとても幻想的で美しく、奈々穂は目を瞠ったのです。
ピアノ中心のヒーリング曲で七色鬼灯を表現してみました。

トラック3:夕闇に染まる風車

やがて陽が暮れ始めました。夕暮れの川辺を一緒に歩く奈々穂をふと見ると、どこか不安そうな面持ちでした。やっぱり帰りたいのだろうか?そう思い奈々穂の髪を撫でると灯里の方を見上げ、優しく微笑みました。
そうだ、こちらの世界の話をしてあげよう。他にも不思議な黒い列車や隣町の川底とか綺麗な場所がたくさんあるんだよ。
「聴かせてあげる…あなたが知らない世界のお話。」
奈々穂は目を輝かせながら灯里のお話に耳を傾けました。

トラック4:無限夜行 -劇場版-

ここからは灯里の無限夜行のお話が始まります。
2010年に無限夜行をテーマにしたボカロ曲を作らせて頂きましたが、今回はもし無限夜行が映画になったら?というお題からオーケストラ風アレンジでリメイクしました。

トラック5:蛍の辻

無限夜行の蛍の辻のシーンをイメージして作った曲です。ノベルゲーム版無限夜行では、このシーンに私の曲「Under the sky」を使って頂いていました。これは既成曲ですが、今回は、蛍の辻をイメージして1から作りました。

トラック6:ダスクラビリンス

「夢浮の街から」の中では最もハイテンポな BPM190 の曲。こちらも無限夜行の1シーンから作らせて頂いた曲です。無限夜行をご存知の方であれば、曲名からどこのシーンか思いつくかもしれません。

トラック7:幻燈の町

ここからは灯里の川底幻燈のお話が始まります。
以前公開した「幻燈の町」は美しいイメージイラストから作らせて頂きました。今回「夢浮の街から」では、楽器を増やしてよりリッチにリメイクしました。

トラック8:川底の幻燈市

川底幻燈2巻のタイトルにもなっている「幻燈市」をテーマに作らせて頂いた曲です。ちょっと怪しげでムーディーな曲です。

トラック9:夢浮の街から

「夢浮の街から」のタイトル曲は世界観監修の宵町めめさん作詞による歌もの曲です。本当に素敵で深い詩なのでフロントカードをじっくり眺めて欲しいです。

夢浮の街からは2013年4月29日(祝)、M3-2013春(C12a)にて頒布予定です。

夢浮の街から

お知らせ

M3 当日は Episodes & Melody とくらやみ横丁の合同スペースという事で、夢浮の街からでも音楽で収録されている宵町めめ先生の「川底幻燈」の1巻、2巻も頒布されます!

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